第3章 実践編・進め方(ステップ2)

第3章 実践編・進め方(ステップ2)

恭子さんは、ご主人の浮気を知ってから気づいたことがありました。
それは、仕事から帰ると、どんなに遅くともお風呂に入るのが日課だったのに、月に1~2度、お風呂に入らず帰宅後はすぐに寝てしまうのです。
交わす言葉も最小限で、なるべく顔を合わせないようにという感じでした。
そこで、お風呂に入らなかった日も記録することにしました。

規則性という意味では、時間帯だけに限りません。
恭子さんのように、帰宅が遅い時にはお風呂に入らないということでもOKです。

他にも、決まって香水の香りがする、帰宅後メールをしている、逆にメールをしない、その日の朝は妙に機嫌が良かったなどでもOKです。
時間軸以外にも、あなたなりの切り口を考えてみて下さい。

記録をつけるのはメモでも構いませんが、保存性という意味では、できればノートやPCなどで記録をとった方がいいでしょう。
ただし、パートナーや家族に見られないように注意して下さい。

まとめる際には、時系列でまとめた方が、後々便利です。
「いつ」「どこで」「誰が」「何を」といった情報を、箇条書きでも構いません。あまり難しく考えずメモ感覚でOKです。

むしろ、記録をしていく上で重要なのが、その情報が確かなものか、あなたの推測なのか、事実に基づいた想像なのか、そのことを自分で明確に整理し、事実のみを記録することです。

ちなみに、携帯の電話帳やメールを短時間で記録するには、ビデオが便利でしょう。ビデオをテーブルなどに置き録画ボタンを押します。画面に向かって携帯の電話帳やメールをリズムよくスクロールすれば、電話帳に載っている名前やメールのやり取りなどもビデオで撮影できます。

後でビデオをスロー再生してみれば、内容を読み取ることができますので、紙に書き写したり、写真で1画面ずつ撮ったりするよりも簡単なのでとても便利です。
SDカードなどに保存できない場合は特に有効です。

恭子さんの場合は、記録以外にも日記をつけていました。
日記には、事実以外にも、それに基づいた恭子さんの想像や推測が書かれています。

○月○日(土)
今日もまた朝早くに主人が出かけた。最近は、休みは出かけてばかりで、ほとんど家にいない。きっとまた女のところだろう。起きるとすぐに、朝食も食べずにいそいそと出かけて行った。

○月○日(水)
今日は18時頃に「仕事が終わらないから帰れないかも知れない」と電話があった。以前は残業で遅くなる時は、必ず会社の電話でかけてきたのに、今日は携帯からだった。周りもザワザワして笑い声とかも電話越しに聞こえてきた。とても会社からとは思えない。

日記ですから当然ですが、事実と一緒に自分の思いが綴られています。
行動記録では表現できなかった部分を、日記では自由に記録しておけますので、2~3行でも構いませんのでつけてみましょう。

ただし、パートナーが普段と違った行動を取った時、「新しい下着をはいていた」「子供たちにお土産を買ってきた」などは、日記に書くだけでなく、やはり行動記録の方にも書いておきましょう。
その方が、後で参考として見る時に情報を探しやすくなるからです。

また、記録と併せて、パートナーの日々の言動と行動に嘘はないか?という点にも注意をしましょう。
ただし、嘘が目立ち始めたらかなり事は深刻ですが・・・。

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