第3章 実践編・進め方(ステップ16)
証拠の整理
浮気現場の証拠写真やビデオ以外にも、状況証拠としては以下のようなものが挙げられます。
*詳細な日記
*ラブホテルなどのメンバーズカード
*飲食店などのレシート
*複数のメールのやり取り
*手紙
*会話録音
証拠を集めたら、それらをキチンと整理しておくことが大切です。
その際に重要なのは、時系列にまとめるということです。
証拠は、裁判になった場合、弁護士や調停委員などの第三者へ説明するのに必要です。また、配偶者や浮気相手に見せる場合もあります。
浮気の本人や相手ならばまだしも、第三者に説明が必要な場合、事実を初めて聞いた人が理解しやすく整理しておくことが大切なのです。
時系列にまとめられていないと、話が前後して全体を把握しづらかったり、把握するのに時間がかかったりします。ですから、基本的には時間が前後しないよう、時系列にきちんとまとめるようにしましょう。
と言っても、すべての出来事を報告書のように文書化するという意味ではありません。
要するに、全体像を短時間で把握できる書類と、それを詳しく説明した書類に分けるようにして下さい。
ことの始まりから現在に至るまでを、主な出来事だけを要約したものです。
年表をイメージするといいかもしれません。
そして、それらの出来事を詳しく説明した書類や日記、写真などがあれば大丈夫です。
裁判を意識するなら、集めた証拠の種類によっては、加工が必要な場合もあります。
例えば、夫(妻)と浮気相手の会話を録音したテープなどは、文章に起こして残しておきます。これは、録音時間によっては時間もかかりますので、必要になってから用意してもいいでしょう。
また、ビデオ映像などは日付入りで写真(静止画)にしておきます。
携帯に入っているデジタルデータなども、すべて印刷しておきましょう。
その他、現物がひとつしかない場合は、必ずコピーを取っておきます。
誰かに見せる際には、現物ではなくコピーのほうを見せるようにして下さい。
現物は破損や紛失しないよう、大切に保管しておきましょう。
紙にプリントアウトする際には、A4の横書きで統一しておくと、後々資料として見るときにも便利です。
以上のような点に注意し、大切な証拠として記録を整理しておいて下さい。
また、量が多くなると整理も大変になりますので、なるべく時間を作ってその日のものはその日のうちに処理してしまうのが理想的です。
後でやろうと思ってそのままにしておくと、いざとなって「これはいつのだっけ?」とわからなくなってしまう場合もありますので、くれぐれも早目に処理するようにして下さい。




