第3章 実践編・進め方(ステップ10)
恭子さんが現場で隠れていると、1時間ほどしてご主人の車がコインパーキングに止まりました。すぐに携帯を取り出し電話をかけています。
それから2~3分で浮気相手と思えるサンダル履きの女性が現れました。
恭子さんは、とりあえず2人のツーショットと女性の顔がはっきりわかる写真を撮りました。
車を止めた場所が、郊外にある大型ショッピングセンターなどの場合、夫(妻)がそこに車を止め、そこまでの送り迎えを浮気相手がするケースもあります。
いずれにせよ、ケースバイケースで考えることが大切です。
GPSで夫(妻)の行動パターンが把握できていれば、およその帰宅時間も予測できますので、夫(妻)より早く帰宅するようにしましょう。
その日の調査はあきらめたものの、夫(妻)が車を置いて向かった先を調べる場合は、後日、夫(妻)が車を止める前に、付近で張り込みどちらの方向に歩いていくかを確認して下さい。
そのまま歩いて浮気相手の家に向かった場合、一度に突き止めようとすると失敗するケースが多いので、相手から見えない範囲で行く先を確認し、次に見えなくなった場所で同じような方法を取って行きます。
恭子さんの場合も、相手の顔はすぐにわかったものの、それから二人が歩いて行く方法へ、相手にバレないよう距離を置いて尾行をしました。
最初の曲がり角を曲がると、二人でスーパーに入りました。恭子さんは、スーパーから少し離れたところで、二人が出てくるのを待ちました。
しかし、30分たっても二人は出て来ず、結局、この日はそのスーパーで二人を見失ってしまったのです。仕方なく、次のチャンスを待つことにしました。
尾行の途中で相手を見失ったとしても落胆することはありません。
早く浮気の証拠を見つけたいと焦ってみても良い結果は生まれません。
とにかく、一歩一歩確実に証拠を掴んでいくしかないのです。
相手のアパートやマンションを突き止めることができた時なども、とりあえず建物を確認するだけに留めることも大切です。
もちろん、部屋番号までわかれば良いのですが、あくまでも決定的証拠を握るまでは、警戒されないことに重点を置きましょう。
浮気相手の部屋に二人で入っていっただけでは、浮気の決定的証拠とは言えないのですから。
いずれにしても、携帯電話やパソコン、カーナビなど、基本的にはすべてあなたにとっても身近なIT機器ですので、あまり不安がる必要はありません。
ですから、これらの機器を積極的に使って行動確認を行った方が良いでしょう。




